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アルバム情報 イントロダクション 楽曲情報

    ● 楽曲名/楽曲提供・プロデュース

  • 1.

    カタルシスの凱旋泉谷しげる

  • 2.

    Still Standing佐橋佳幸

  • 3.

    Stormy Heart布袋寅泰

  • 4.

    Gでいくぜムッシュかまやつ

  • 5.

    ニッポンChar,Char,Char石田長生

  • 6.

    トキオドライブ奥田民生

  • 7.

    Night Flight松任谷由実

  • 8.

    悪魔との契約満了佐藤タイジ

  • 9.

    I’m Just Like YouJESSE

  • 10.

    7月7日福山雅治

  • 11.

    チャーのローディー宮藤官九郎

  • 12.

    坂道ホームタウン山崎まさよし

  • 12 Songs / Total: 54:34

Char、竹中尚人が、今年6月16日、60回目の誕生日を迎える。はじめてギターを手にしてから約半世紀、正式デビューから約40年。この間、数多くの伝説を残してきた、文字どおり日本を代表するアーティストが、還暦という人生の大きな節目を前に、約10年ぶりとなる待望の新作を完成させた。

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タイトルは『ROCK十』。つまり、『ロック・プラス』。アニヴァーサリー・アルバムにふさわしい、ポジティヴな意思が伝わってくるタイトルだが、ちょっと肩の力を抜いてみると、『六十』と読めたりもする。

日本のロックの中心人物の一人として歩みつづけ、間もなく満60年となるその人生は、干支一回り12年の繰り返しとみることもできるだろう。英語圏ではDecade(10年)という区切りが一般的だが、Dozen(12個)という概念もあり、12はまた、音階やギターのフレットともつながる、重要な数字だ。

アルバム『ROCK十』は、その干支や12という数字をキーワードにつくり上げられた。具体的には、Charがこれまでに関わってきたアーティストのなかから、それぞれの干支に一人という条件で12人を選び、曲づくりを依頼する。その際、相談やリクエストはなし。そして、詞・曲はもちろん、アレンジ、録音スタイル、スタジオ選びなど、プロデュース全般も、彼らに委ねた。

極端ないい方をすると、「手のひらの上で」ということであり、当然のことながら、「数えきれないほどの音楽仲間のなかから誰を選び、依頼するか」が重要な鍵となってくる。難しい作業であったに違いないが、その人選の最大のポイントとして強くこだわったのは、「いったいオレのロックになにをプラスしてもらえるか?」ということだった。

三十代半ばのJESSEから七十代半ばのムッシュかまやつまで、ジャンルや世代を超えたその多彩で、意外性もある顔ぶれを目にして、驚かれた方も多いだろう。その12人のアーティストは、一部の例外を除いて、レコーディングにも参加。プロデュースも彼らに委ねた結果、12曲すべて、ミュージシャンやエンジニアの顔ぶれが異なるという、おそらく過去に例のない、豪華で画期的な内容となった。

それぞれに色彩の異なる12の楽曲は、それぞれに異なる形で、Charのロックになにかをプラスしている。そして、それをきっちりと受け止め、さらにプラスの方向に進めていくChar。まさに『ROCK十』というタイトルそのままの、大きな人生の節目にふさわしいアルバムに仕上がっている。

(大友 博/文)

楽曲紹介
  • 子=泉谷しげる
  • 丑=佐橋佳幸
  • 寅=布袋寅泰
  • 卯=ムッシュかまやつ
  • 辰=石田長生
  • 巳=奥田民生
  • 午=松任谷由実
  • 未=佐藤タイジ
  • 申=JESSE
  • 酉=福山雅治
  • 戌=宮藤官九郎
  • 亥=山崎まさよし